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【動画あり】海運・定期コンテナ船の世界一位はどの会社なのか? [ジャンルいろいろ]

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手を組んでも全体の7%か・・・










日本郵船
商船三井
川崎汽船

以上3社が手を組んだと。


各社の代表の言葉。

日本郵船
内藤忠顕社長
「業界は大変厳しく、世界の海運会社は、
統合や経営不振などで数が減ってきている。
日本の海運会社をゼロにすべきではなく、
1社で強い立派な会社を作ることが必要だ」



商船三井
池田潤一郎社長
コンテナ船事業はわが社の祖業で、
130年余りにわたって事業の核としてきた。
今回の決定は大きな決断であり、
グループが生まれ変わる契機となる。
力強い、筋肉質でオールジャパンのコンテナ船事業の会社が誕生することになる」



川崎汽船
村上英三社長
「今回は大きな決断であり、これにより、
日本では唯一の定期コンテナ船事業会社が設立される。
定期コンテナ船事業はヨーロッパの事業者による買収や合併を通じて、
寡占が進みつつあり、1つの会社として運航規模を高める必要がある。
オールジャパンで成功させなければならない」


引用:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161031/k10010750421000.html




上記の3社は
国内では敵なし。

しかし世界は広い。


日本国内のトップの会社が
手を組んでも
シェア1位には遠く及ばない。

今回の協力のよって
得られるシェアというものは7%らしい。



「この程度なのか....」
落胆ないし絶望感を感じたのは
私だけではあるまい。


これと同時に
1位はどこか気になったので
簡単にだけど調べてみた。




世界のシェアを円グラフにしてみた。




まずは参考にしたものを。

この動画。



こちらは棒グラフで動画を作ってあるが
この動画とニュースで聞こえた7%を使って
円グラフにしてみた。

円グラフにしたのは
そっちの方が見やすそうに思えたため。

pie-chart (1).jpg



Youtubeのソースが
いつのものかわからないので
パーセンテージの大小はあるかもしれない。

あくまでも参考までにとのことで。



合体して
このくらいの占有率なので
大手に対抗するためには
その他大勢の勢力を取り込むしかないですね。



タイトルの1位はどこか!?
についての答えだけど

現在海運業界を牛耳っているのは
Maersk(マークスというところ。



読みはマースクじゃないんだとおもったけど マークスらしい。


ネタ元が間違ってたみたい。

正しくはマースク。

ウィキにもそうあった。


マースク社について簡単に。


社名はA.P. モラー・マースク
デンマークの企業で
首都のコペンハーゲンに本部を置いている
コングロマリット。

※コングロマリットは
幅広く展開している複合企業のこと。

例えば
正反対の業種で展開したりとか。
教育とゴミ処理とかでしょうか。


日本では見られない形態である。
戦後、持ち株会社が制限されたためである。
これはGHQというかアメリカの思惑でしょうね。



マースクの話に戻ります。

WS000002.JPG

これは学校で言う校章にあたるやつ。


業種は今回の海運だけではなく
陸運業、空運業、小売業、石油・石炭製品、銀行業と
幅広く展開。



連結の売上高は512億ドル

現在のレートで日本円にして5兆



これはすべての合算なので
海運によるものがどれくらいあるかは不明。
また2007年段階のデータである。
現在はさらに伸びているだろう。


日本にも現地法人を展開。

戦後の1947年に日本支社第一号の東京を皮切りに
その後は横浜市、静岡市、名古屋市、大阪市、神戸市等の
国内8箇所に展開してきている。


マースクについてはこんな感じで。

1位のマースク以下は
スイスのMSC
フランスのCMA CGMと続いている。




三社合同になっても無理そう




これは日本郵船
商船三井
川崎汽船
合わせても第六位でシェア7%というのも理由だが他にもある。


それは







マースク、MSC、CMA CGMのビッグスリーが
手を組もうとしていたことだ。

参考:http://marketss.blog.jp/archives/52276235.html


三社での共同はかなわず
上位二社での共同となった。

これは
今回の出来事より
前に起こっているはずなので
完全に後手後手を行ってる感じ。


トップを取るなら
先手を打ちたかったところでしょう。




トップが数の暴力というか
力を振るってきたら
三社合同になったとはいえ
危なそう。



この取り組みが
その場しのぎのものなのか
将来を見据えた手なのかは
分からないけど

今後の海運業界に一石を投じることだろう。


それでは。


PS
釣りのときに使える
ボートでも欲しい。

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